今まで見えていなかったもの・・見ていなかったもの


つるうめもどき

 今日 散歩に行ったら、「つるうめもどき」が
こんなに、赤く、なっている。

この木がある所から、道路を挟んで、牛舎があるのですが、その壁に、屋根まで届く、「つるうめもどき」が・・・そして、手前の電信柱にも・・・。
今まで、見えていなかった・・・?いいえ。見ていなかったのです。

この「つるうめもどき」を見ていて、北大病院で
お世話になつた、T・S先生の事が思い出される。

私が入院している頃、小学一年生くらいの女の子が
病棟の奥の病室に入院しておりました。
この女の子が「パパから、腎臓を貰ったの。パパの腎臓は12g、私のは、8g、だから、パパからの腎臓は4g重いの。」と・・・。
この女の子のパパが、T・S先生だったのです。

二年程経ってからでしょうか・・・外来で・・・
「しばらく。」と言う。「えっ。」「僕が手術したんだよ。」
「でも、O・S先生だったと・・・」と
名札を確認するが、名札はT・S先生。
「あの頃 子供が入院していたから・・・。」
「男の子?」「女の子」「・・・・」

この時はあの可愛らしい女の子が・・・とは、
結びつかなかったのですが・・・・・。

あの女の子のドナーが・・・T・S先生。

あの女の子、お元気に暮らしているのでしょうか。

T・S先生については、また、いつか、詳しく
書きたいと、思います。


上の写真は紅時雨大根です。

これは、甘酢に漬けたもので・・・
横の千切りの物は、生姜です。
生姜もすっかり、色が付いています。