粗忽者の私

 エントランスの蜘蛛の巣を払いながら・・・
雪かき道具を除けて・・・きちんと立てかけられていなくて・・・
(この辺が粗忽者と言われる所以なのですが・・・)
「バターン。」アァァ。やっちゃったぁ。と、思って居たら・・・
お隣のおばあちゃん・・・飛び出して来て、「どうしたの?」と。
「あぁ。ごめん。吃驚したでしょう? 煤を払っていたら、これが
倒れてね。吃驚させて御免ね。」と、言うと、「私もこれで 払うんだぁわ。」と。箒を持ち上げて、煤を払う動作をする。

 このおばあちゃんは心臓に人工弁が入っているらしく・・・
 (気を付けているのですが・・・・粗忽な私はエントランスで
音を立てているのです。) 腕もあまり上げられないと、言っていたが・・・
今日の煤払いの件はどうも・・・? です。

 そして、二階の方が降りて来たので「吃驚したでしょう? これ倒れてね。」と、言うと「いやぁ。なんも・・。」と。
 自宅に入って、主人に問うと、「たいした音ではない・・・誰かと、話していたでしょう。」と。 各部屋の中では それほどでも・・・。

 でも 心臓が悪いから・・・・敏感なんでしょうから、気を付けましょう。